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ご案内

いい歯のイベント2017と千葉県口腔保健大会が開催されました!!


『ちば県民 いい歯とお口の健康ウィーク』
~いい歯のイベント2017・平成29年度 千葉県口腔保健大会~ 

 いい歯の日(11月8日)にちなみ、各郡市で口腔に関するイベントが開催される中、県歯では11月12日(日)に千葉県口腔保健センター・千葉県歯科医師会館で「いい歯のイベント2017」が開催されました。また「平成29年度千葉県口腔保健大会」も同時開催されました。
 当日は朝の冷え込みこそありましたが、穏やかな晴天に恵まれ300名近くの県民、保健、医療、介護、福祉関係者が一堂に会しました。
 「体は口から老いる~健康寿命はオーラルフレイル予防から~」をテーマに「いつまでも美味しく、そして楽しく食事をとることの重要性」また「口の衰えと全身の衰えの関連」等を共に考え、 口腔ケア・口腔機能の重要性を広く県民に周知し、超高齢社会に対応するために、生涯を通じた歯科保健医療をより一層普及・啓発するという趣旨に沿った有意義なイベントとなりました。

スタッフミーティング

役員会議室にて、各ブースやイベント担当のスタッフが盛大なイベントが開催できるよう元気いっぱいに最終の確認を行いました。

一番バス到着

開会に先立って 8時50分発「千葉みなと駅」からの無料送迎バス第一便が会場に到着しました。その後、30 分ごとに運行され各便とも多くの来場者が利用し好評でした。

受付

受付では来場者への会場案内、及びスタンプラリーの台紙とアンケート用紙が配られました。スタンプラリーは各ブースを回ってスタンプを集め、豪華景品と引き換えられました。

「歌のレッスンで口・喉・お腹の筋肉を鍛えよう♪」

口・喉・お腹の筋肉を使った発声の仕方を学びながら、歌をうたっての発声練習を行いました。健全な口腔機能を維持するために必要な筋肉を鍛えることにより、口の衰えを予防することができます。

お口の写真館

本格的に一眼レフを用いて来場者の口腔内写真 (正面観)を撮影し、プリントした写真を特製の台紙に張ってプレゼント。診療室での撮影とはやや勝手が違いますが、来場者と和気あいあいと楽しい雰囲気が漂ってくるコーナーでした。また出来上がった写真を見て、自分の歯の状態の評価を求める方もいらっしゃいました。

口臭測定

口臭測定器を用いた測定数値を口臭の程度をレベル分けした判定用紙に記入し、口臭の有無や程度などの説明を行いました。測定した数値の結果に対する質問なども多くあり、自分ではわかりにくい口臭への関心の高さが窺えました。

「姿勢で防止する腰痛・膝痛・誤嚥」後援実習(午前) 在宅療養の体験(車椅子介助・ベッド介助)ミニ講演実習(午後)

千葉県理学療法士会による講演会(午前)とミニ講演(午後)が開催されました。午前中の講演会では実習を交えわかりやすい後援で、参加者からは公表でした。実際に、ベッドからの立ち上がり、車椅子への移乗の方法など実習を交えてとても分かりやすい講習会でした。


お口の健康相談コーナー

お口の健康相談コーナーを開設しました。多くの相談があり、常に満員でした。健診医がお一人ずつ丁寧に対応していました。

歯科技工の実演「入れ歯はこうして出来上がる」

千葉県歯科技工士会はシリコン印象材と即時重合レジンを用いて、ミニデンチャーを作製する過程を実演しました。出来上がったミニデンチャーには携帯ストラップが付けられ、大変な人気でした。

お口の動きの健康度チェック

お口の健康度チェックでは、1)咀嚼する力の健康度(咀嚼能力測定用グミゼリーを用いて) 2)唇、舌の健康度(健口くんを用いてオーラルデイアドコキネシス) 3)飲み込む力の健康度(RSST)を機械や器具を使って測定し、健康度を○・△・✕で判定し、解説しました。唇、舌の健康度のコーナーでは、大人も子供も「パ・タ・カ」の発音で盛り上がりました。

口腔ケア(ブラッシング)相談、健口体操

千葉県歯科衛生士会のシンボルマーク、真紅のベスト姿での「スマイルアップ!ちば体操」のインストラクター役の衛生士などが県民のお口のケアの悩みを真剣な面持ちで相談にのっていました。また「スマイルアップ!ちば体操」で軽快なリズムにあわせ来場者のリフレッシュに大いに役立っていました。

むし歯予防のサポート「フッ化物洗口」体験

「フッ化物洗口体験」は、株式会社ビーブランド・メディコーデンタルの遠藤美恵子さんの協力を得て行いました。「フッ化物洗口」は来館者にとって知名度のあることのようで、体験を行った半数近くが経験者もしくは「フッ化物の洗口」を知っている者であり、知名度が高まっていることを感じることができました。

展示

図書室前ラウンジと1 階ホワイエは展示スペースとなりました。
1.受動喫煙防止対策コーナー
2.千葉県歯科医師会における災害時対応
3.警察歯科医会の活動
4.ビーバー号(移動診療車)の活動
5.歯と口に関する図画・ポスター
がそれぞれ展示されました。

ビーバー号(移動歯科診療車)の紹介

移動歯科診療車ビーバー1号・2号の内部を見学してもらいました。見晴らし良いビーバー号の運転席を見て頂いたあと、実際に診療台や補助椅子に座ってもらったり、手で触れてもらったりしたほか、車椅子用のリフトを体験してもらいました。また、この車両は災害対策診療車両にもなっており、その点に興味を持たれて見学に来て下さった方もいました。

平成29年度第35回千葉県口腔保健大会「デンタルヘルスちば21」

 11月12日(日)、いい歯とお口の健康ウィークの一環として千葉県口腔保健センター2階大会議室にて、第35回千葉県口腔保健大会が開催されました。
 高原副会長の開会に始まり、千葉県健康福祉部 葉岡部循一次長、砂川会長、千葉県歯科衛生士会 岡部明子会長のご挨拶に続き、各部門の表彰が行われました。

表彰された皆様おめでとうございます。
チーバくんもお祝いに駆けつけてくれ、記念撮影に参加してくれました。チーバくんの登場で会場も一気に盛り上がり無事閉会となりました。

第2部 「スマイルアップ!ちば体操」

 表彰式終了後、千葉県衛生士会による県民公開講座が行われました。スマイルアップ!ちば体操は、首や肩の体操・顔面体操・舌体操・唾液腺のマッサージまで行う健口体操です。衛生士かいの皆さんと会場が一体となって体操を行いました。

第3部 オーラルフレイル最前線!〜今、歯科に求められるフレイルの知識

 最後は、東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座 田中友規先生をお迎えして県民公開講座が行われました。
 名前は聞いたことはあるが、オーラルフレイルどころかフレイルに関しても漠然としたイメージくらいしかない人が多いと思われる。先生には、オーラルフレイルとは何なのだろうか。なぜ今、オーラルフレイルが注目されているのかなど、参加者にわかりやすく説明していただいた。人生100年時代とも言われるほど、人はより長い人生を歩めるようになってきたが、そこが満足できるかは健康によって左右されてしまう。平均寿命ではなく健康寿命が大事であり、健康な高齢化(Healthy Aging)が必要であり、高齢であっても機能的能力の発展や維持、機能的能力が低下した場合でも適切な支援環境を提供できる仕組みが重要である。
フレイルとは加齢に伴う生理的予備能の低下により、ストレスに対する脆弱性が亢進している病態とされる。オーラルフレイルは、歯科・口腔機能の些細な衰えが重なった状態であり、将来の健康被害のリスクを高めることがわかっている。そんなフレイルの状態を早期発見し、早期に対応することで健康寿命を延ばすことができる。
まだまだ新しい分野であるが、早期発見のためのフレイルチェックなど柏市をスタディモデルとしてフレイルの研究がなされている。
社会との関わりが薄れると、フレイルになりやすくなるようで社会活動に参加することで予防することができる。そして回復には食事と運動が基本であり、オーラルフレイルへの歯科の対応が、高齢化社会や要介護のこれからの時代にますます重要になってくることを実感した講演でした。
講演終了後、田中先生には砂川会長より感謝状が贈られ、口腔保健大会は無事閉会しました。