いい歯のイベント2015開催しました
11月8日(日)に千葉県口腔保健センター・千葉県歯科医師会館にて「いい歯のイベント2015」が開催され、県民、保健、医療、介護、福祉関係者が一堂に会しました。
「食べる楽しみをいつまでも」をテーマに有意義なイベントとなりました。
お口の写真館
来場者の口腔内写真(正面観)を撮影。撮影者の先生方も悪戦苦闘していました。和気あいあいと楽しい雰囲気が漂ってくるコーナーでした。
在宅歯科診療の実際
ミニ講演会を4回開催。会場には電動ベッドと車いすが設置され、ベッドからの立ち上がりや、車いすへの移乗の方法など実習を交えての分かりやすい講習会で、明日からすぐ役立つものでした。
栄養、おいしさ、見た目に工夫を凝らした食べやすい介護食の紹介
1階大会議室での開催は、障がい福祉保健委員会と在宅歯科医療サポートチームによる掲示と説明、13社の出展企業による展示・実演・試食コーナーが設けられました。介護食の焦点となったのは「とろみ調整食品」とミキサーにかけた食材を柔らかく、まとまりやすく、滑らかにする「ゼリー化剤」。
むし歯予防のサポート「フッ化物洗口」体験
参加者は当初ためらいがちでしたが、説明者の熱意に動かされ次第にフッ化物に関する学習と実習に引き込まれていきました。
歯科技工士の実演「入れ歯はこうして出来上がる」
千葉県歯科技工士会は恒例のミニフルデンチャーを作製する過程を実演しました。出来上がったミニデンチャーには携帯ストラップが付けられ、大変な人気でした。
展示
1階ホワイエは展示スペースとなりました。
「千葉県歯科医師会における災害時対応」、「警察歯科医会の活動」、「ビーバー号(移動診療車)の活動」、「歯と口に関する図画・ポスター」
ビーバー号(移動歯科診療車)の紹介
普段は、県内の障がい福祉施設の巡回健診移動を行い、障がい者(児)の歯科疾患の治療と予防を行っていますが、特に災害時にその役割がクローズアップされたビーバー号。来年度は新規に2台が納入される予定です。
お口の健康相談コーナー
今回は健診よりもお口の相談コーナーを中心に開設しました。10数人の相談があり、健診医がお一人ずつ丁寧に対応していました。
スマイルアップ!ちば体操、ブラッシング相談
今回も千葉県歯科衛生士会の真紅のベストが目立っていました。「スマイルアップ!ちば体操」のインストラクター役の衛生士さんも中々堂に入っていました。同時開催の「千葉県口腔保健大会」では来場者のリフレッシュに大いに役立っていました。
展示:口腔がん模型等
口腔がん特に舌癌の状態をリアルに再現。来場者のみなさん手に取って恐々と触っていました。
楽しく作る祭りずし
千葉伝統郷土料理研究会による、「祭りずし」の実演に続き試食が行われました。平たく言うと「金太郎あめの太巻き版」。今回は「パンダ」と「アゲハチョウ」を巻かれましたが、包丁を入れた途端会場は拍手に包まれました。