一般社団法人千葉県歯科医師会

- 2019年2月20日 -

歯をぶつけてしまったらどうすればいいか

 子供が誰かとぶつかったり転倒し他時に歯をケガしてしまうことは、身体の他の部位と比べて頻度が高いものです。ケガをした直後は歯の破折や歯肉から出血など伴うため、子どもも保護者も気が動転しがちですが、早めの適切な対応が治療の予後に影響します。症状が軽い場合でも、その後に歯が変色したり、歯肉が腫れてくることもあります。また、乳歯の場合は後から生えてくる永久歯に影響を与えることがありますので、定期的に受傷した歯の状態と、次の永久歯の生え方を観察していく必要があります

 歯が欠けた・グラグラする・抜けたと様々な症状のうち、歯が抜け落ちた場合でも条件がよければ歯を元の位置に植え直すことができます。歯の根の周りの「歯根膜」という、歯と顎の骨をつなぐ組織が生きているうちに再植すると予後が良好といわれています。できればケガをしてから30分以内に処置することが望ましいため、抜け落ちた歯はそのままゴシゴシ洗ったりせず「歯の保存液」か「牛乳」につけるか、ラップなどに包んで、できるだけ早く歯医者さん受診をしましょう。

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