一般社団法人千葉県歯科医師会

- 2019年12月2日 -

県民公開講座を開催します

千葉県歯科医師会 8029PRキャラクター もぐじい

 

【日  時】 令和2年1月26日(日) 午前9時30分 ~ 12時00分

【場  所】 京成ホテルミラマーレ「6階ローズルーム」

     (〒260-0014 千葉県千葉市中央区本千葉町15-1 TEL/043-222-2115)

【内  容】講演①「お口の健康の大切さ~食生活を楽しみ、全身の健康づくりを~」
                 宮原 勇治 氏(厚生労働省 医政局歯科保健課 歯科口腔保健推進室 室長)

                     講演②「超高齢社会を支える「入れ歯」の役割」
                     河原 英雄 先生(歯科医師、医学博士)


                     講演③「自立支援-歯科は高齢者に大変なことをしていた」 
                     竹内 孝仁 先生(国際医療福祉大学大学院 教授)

【参 加 費】 無料

【定  員】 200名

     お申し込み用紙(FAX)

令和2年1月17日(金)までに千葉県歯科医師会事務局までお申込ください。
FAX:043-248-2977

「お口の健康の大切さ~食生活を楽しみ、全身の健康づくりを~」 宮原 勇治(厚生労働省医政局歯科保健課 歯科口腔保健推進室 室長)
人生100年時代を迎える中、国民の全てが健康で活躍できる社会の実現が求められています。そのためには、お口の健康づくりがたいへん重要なものとなっています。お口の健康は、食生活等のQOLに大きく影響し、また、近年は、糖尿病などの全身の健康にも影響することが明らかになってきています。厚生労働省の調査では、80歳で20本以上の歯を保つ高齢者が50%を超えました。健全な歯を残し口腔機能を維持するためにはどのようにすればよいのでしょうか。本日の講演では、お口の健康づくりのための行政の取組の紹介しつつ、地域のみなさんがお口の健康を保つためには、日頃からどのようなことに取り組めばよいのかについてご紹介します。

 

「超高齢社会を支える「入れ歯」の役割」  河原 英雄(歯科医師、医学博士)
 
「入れ歯」というものに、皆さんはどんな印象をもっておられるでしょうか。明るい肯定的なイメージをもっている方は、おそらく一人もいらっしゃらないでしょう。入れ歯は、老化の代名詞のようなものです。皆さんにとっては、これは当たり前のことでしょうが、歯科医師として半世紀を生きてきた私は、この入れ歯の不名誉な評判を唯々諾々と受け入れるわけにはいきません。幸いにして、その入れ歯は、年寄りに食べる悦び、自信に溢れた顔で人前でしゃべり、快活に笑う悦びを回復できる、魔法のような働きをもっているのです。しかも、食べることをすっかり諦めていたような人が、わずか1時間で若い自分を取り戻すのですから、歯科医師としてこれほど美味しい仕事はありません。その事例をいくらでもご紹介することができます。年をとると入れ歯になる。入れ歯になったら、好きなものも食べられない、人といっしょに食事はできないという誤解が根深いために、私は過分な感謝を受けることになっています。いま、この喜びを若い歯科医師たちと共有するために、老いを顧みず全国を駆け回っています。幸いにして、若い経験の浅い歯科医師たちが、「こんな患者さんに感謝されたのは初めて」と喜びの報告をしてくれます。入れ歯で、年寄りバンザイなのです。

 

「自立支援-歯科は高齢者に大変なことをしていた」 竹内 孝仁 (国際医療福祉大学大学院 教授)
歯と口腔の健康が全身の病気や認知症の発生率などと関係があることは知られていた。リハビリなんかしなくても義歯を正しく調整し、ふつうの食事がとれるようにするだけで驚いたことに“歩けるようになる”高齢者が続々と生まれてくる。 “寝たきり高齢者はリハビリセンターに行く前にまず歯科クリニックに行け!”最近では私はこのように呼びかけている。こういう驚異的現象をもたらした元祖は云うまでもなく「河原英雄先生」とその門下の千人を超えようとする新しい歯科医グループである。自立支援介護をつくり上げ、国の介護保険の柱となった今では、新たに歯科の驚異的力に注目が集まっている。「咀嚼」「脳幹網様体」「大脳皮質」と結ぶ、歯科が活性化した神経メカニズムを紹介したい。

一般社団法人 千葉県歯科医師会