SDGsの千葉県歯科医師会としての取り組み

SDGs「Sustainable Development Goals」とは、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択され、世界中の人々が平等で安全に生きることのできる社会を作るための「17の目標」と、その達成に必要な「169のターゲット」で構成される。2030年までに世界を変え、未来に引き継いでいくためには、特別なものとしてではなく、「自分の事」として捉え、自分が出来ることからそれぞれの活動、生活の中に浸透させていくことが大切なのです。

千葉県歯科医師会は、2021年11月、理事会合意により、以下の目標に対し継続的に活動をして行くことを決定。
・全ての人が健康で平等に医療を受けることができる体制への取り組み
・健康寿命の延伸と生活の質(QOL)の向上
・Normalizationへの取り組み
・あらゆる形態の虐待を撲滅する取り組み
・次世代の歯科医療従事者の教育振興
・全ての人が自らの能力を最大限発揮するための機会の提供
・行政・関連団体・企業等と連携した、SDGsモデル事業の実施
・職場環境整備とエコロジー・Paperless化
・SDGsの認知度向上のための広報・啓発
千葉県歯科医師会が現在行っている以下の多くの市民・県民向けの全ての事業はSDGsに直結しています。
・8029健康寿命延伸と在宅歯科推進
・障がい者 ビーバー号口腔健康推進
・児童相談所嘱託歯科医歯科健診
・口腔がん早期発見
・摂食嚥下指導
・認知症支援
・各種歯科健診(学校歯科健診、1.5歳・3歳歯科健診、成人・高齢者歯科健診、歯周病健診、妊産婦歯科健診、産業歯科健診など)
・糖尿病予防対策
・男女共同参画
・予期せぬ新たな感染症発生によるパンデミックを想定しての対策
・休日診療時の救急歯科医療地域病診連携ネットワーク構築による更なる病診連携の発展、地域医療保健の仕組み改革の実現
私達は、これからも新しい未来のためにSDGsに取り組んで参ります。

千葉県歯科医師会 会長 高原 正明